劇場にて。期待以上に面白かった！ 何を隠そう（別に隠すことでもない）自分は仮面ライダー世代ではなくもともとテレビっ子でもなく今回が初仮面ライダー体験で、さすがに主題歌は耳なじみでしたが、ショッカーの皆さんとか、へんっしんっ！とポーズをとる仮面ライダーごっことかもまあ人ごと的に知っていた程度、そのぶんまっさらな状態で鑑賞できたこともあって新鮮このうえなしでした。庵野氏のシン・シリーズは「シン・ゴジラ」が大好きで「シン・ウルトラマン」は今いちぴんとこなかったけど（すみません）今回は「シン・ゴジラ」を思い出させるエモーションや画づくりや昭和な少年少女向けTVシリーズっぽいあえてのチープ感にわくわく。意外に血ドバシーンをぶちこんでくる（といっても時々）殺伐感やトランポリン系空中アクションや哀愁ただようヒーローたちの造型も好み。仮面ライダー世代の観客がこの映画をどう評価するのか自分には全然わかりませんが、独特の庵野スタイルというかこれぞクールジャパンというか、海外でも受けそうな気がいたします。
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