先日オンライン試写にて。「パンケーキを毒見する」の内山雄人監督作品。ぺらぺらと虚言を弄し国政と日本語をどんどん軽くしていったボンボン宰相が思いがけないかたちで世を去ったのちもその負の遺産がいっこうに清算されずにいる中、タイムリーといってもいいであろう本日から公開。個人的にはできれば見たくないあんな顔やこんな顔が出てくるのですが「パンケーキ〜」の時も感じた糾弾調でないむしろマイルドな作りに制作側の苦心というか大人げを実感。こういう映画がちゃんと作られていることは大きな意味があると思うし、一方でこういう映画を一番見てほしい人たちには結局届かないのだろうかと複雑な心境になったりも。
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