キングスマン:ファースト・エージェント

劇場にて。第一次大戦が勃発せんとする1914年の英国、ロシア、ドイツの危機的状況を背景に諜報機関キングスマン」の誕生秘話を描くはじまりの物語。コリン・ファース主演の第1作目から大好きなシリーズですがレイフ・ファインズ主演の本作が物語の厚みも重みも格別で(なおかつ振り切れた笑いどころも)目下一番の出来栄え。マシュー・ヴォーン監督、GJです。まだ公開が始まって間もないし何がどう厚くて重いのかはねたばれになりかねないので書かずにおきますが、ねたばれにならない部分で書くと怪僧ラスプーチンの驚くべきダンシング・アクションを盛り上げるチャイコフスキーの祝典序曲「1812年」が今もなお脳内リピートしております。なんとまあすてきな選曲。

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