ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン

こと原題「HOUSE OF CARDIN」。試写にて。自分の世代ですとカルダンといえば1つには前衛的というか宇宙的なモダンでぴしっと決まったかっこいいデザインと、もう1つにはタオルからスリッパといった日用品まで行きわたるロゴマークと、2つの印象があり、どちらかというと後者のイメージが強かったのですが、その人となりについてはほとんど知らなかったもので、この映画を見て今さらながら目から鱗が50枚くらい落ちました。御年すでに97歳にして現役というすごさも含め、野心と理性と本能のおもむくままに、かつデザインとビジネスのセンスを両立させモード界・芸術界の第一線であり続けてきたきたたぐいまれなるセンスと美学と先進性に刮目。ほんとに今ごろになってすいませんでしたという思いです。

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