キングダム

劇場にて。ニッポンの人気コミックが原作の邦画だということはもちろん知っているのに中国の歴史モノなので冒頭でうっかり一瞬「あれっ吹き替え版か」と思ってしまった中華脳な自分。。。原作は画風のみ知っていて未読なので純粋に映画として観ましたがすごく面白かった。題材的にも好きな時代だしスケール感も役者陣のハマりっぷりも上々で、続編も早よ!ってな気分に。特に大沢たかおがすばらしい。もしかして肉じゅばんかしらと思ったら自前で鍛え上げた肉体だそうで、弁慶かはたまた関羽かという威風堂々ぶり。独特の笑顔と声調のインパクトにもしびれました。

そしてもう一人自分としてはこの人ははずせません左慈坂口拓。俳優をやめて今は忍者兼アクション監督のようですがニッポンのアクション界に欠かせない本物中の本物だということが多分この映画で周知され俳優が本業かどうか関係なく幕前で活躍しないわけにいかなくなるでしょうと期待込みで言い切ってしまいます。映画館を出るとき、たまたま前を歩いていたカップルが「左慈の人かっこよかったね」と言っていて内心ふっふっふこれであなたたちは彼のことを調べて「RE:BORN」に辿りついて腰を抜かすことになりますよ「狂武蔵」も観てくださいねふっふっふと勝手にほくそ笑んでおりました。

余談ながら今日は日曜日なので学生さんらしきお客さんも多く4人組の女の子が誰目当てで来ていたのかとても楽しそうに盛り上がってるのはいいとして映画が始まってもおしゃべりしていたのでぐえっと思っていたらじきに静かになってホッとしました。。

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