試写にて。住む場所もカネもなく子供たちを連れて放浪者同然に暮らす両親のもとで子供の頃は楽しく自由に成長したものの次第に破天荒な家庭環境ととりわけアル中の父に耐えられなくなり家を出て文筆家となった主人公の驚きの実話にもとづく映画。トンデモすぎる父親役のウディ・ハレルソンの印象が強烈でヒロインのブリー・ラーソンが脇役に見えてしまうほど、、いや、実はあの父親が本当の主人公なのかもしれないです。でもって「バイス」等のスティーヴ・カレルに負けず劣らず近年どんどんカメレオン化しているウディ・ハレルソンが一体演じていないときはどんな頭髪でどんな体型なのか想像がつかなくなってきました。。ともあれ子供の頃の生活環境や親との関係性はかくも深くヒトの一生を左右するものなのだと、見終わってかなり複雑な気持ちです。
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