劇場にて観賞。本日初日。書物は友であり人生であり宇宙ですらあることに無関心であるならまだしも敵意や悪意や権力へのおもねりによってそれを踏みつけにすることの罪深さについての映画。往年はかなり本好きで書店好きだった自分（過去形なのがちょっと気が引けますが近年映画ばっかりで読書量がすっかり減ってしまって・・）としてはそんな者たちの不実さや醜悪さに何度か殺意すら覚える局面もありつつ、一方で書店主の主人公やその助手となる少女の着こなしや小物や書店の内装が色あいといい組み合わせといい全部が全部ステキすぎて、プリント・オン・プリントとかチェック・オン・プリントの目うろこなかわいらしさに魅了され続けてもおりました。
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