サスペリア

劇場にて鑑賞。77年のオリジナルは当時まだ映画初心者だったので「決してひとりでは見ないでください」というキャッチコピーにびびって結局見ないまま月日は経ち、本作の予習でやっと見たらなるほどこれは経典的作品であるとようやく認識した次第(遅)。ともあれこれで遅ればせながら今回のルカ・グァダニーノ監督によるリメイクを楽しむ準備は万端、と思いきやバーダー・マインホフ事件についてもどうにか予備知識はあったものの全体にちょっとハードルが高かったというか、うっこれはどういうことかしらもしかしてこういうことかしらと迷ったりしてあとから関連資料を読んであーーーーーそういうことかと。。。ジェシカ・ハーパーの登場シーンではさすがに感動しつつ、一方ではごひいきのシルヴィー・テステューが一体どの役をやっていたのが全然わからなくてこれも後から調べてあーーーあの人かと。。クロエ・グレース・モレッツは判別できたけれどティルダ・スウィントンが一人三役とはこれまた後から知って驚き。。と、自分は少々修行が足りなかったようです。。しかし少なくとも2時間半を全然長いと感じることなく、コワくもなく、エグいけど美しく切なくもあり、リメイクというよりオリジナルを踏まえた新たな創作として引きこまれました。

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