THE GUILTY ギルティ

先日試写にて鑑賞。警察の緊急電話受付で働く主人公アスガーが受けた、助けを求める女性からの電話。何者かに拉致され車に載せられて移動中の女性を救うためアスガーは所轄の署に通報するが、車の特定や追跡に時間をとられる中、事態は刻一刻と深刻さを増して。。電話のやりとりだけで物語が進んでいく、「search/サーチ」に匹敵する緊迫感と臨場感に胃がキリキリさせられ、電話の向こうから聞こえてくる様々な背景音や息づかいや泣き声や怒鳴り声だけで具体的な情景を目にしているような錯覚にとらわれ、時にどことなし不自然さをともなうアスガーが抱える個人的問題も次第に見えてくる、恐怖と焦燥と驚きと哀感が交錯するシチュエーション・サスペンス。ぐったりするほど最初から最後まで引き込まれました。

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