サムライマラソン

先日試写にて鑑賞。ニッポンにおける元祖マラソンとされる1855年に上州は安中藩で行われた遠足(徒歩競争)の史実に着想を得た原作小説「幕末まらそん侍」をベースに「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」等の英国人監督バーナード・ローズが日本人豪華キャストでサムライ映画を撮るという奇想天外というかユニークなコラボによって生まれた、一種のファンタジーにつき細かいところは気にせず佐藤健青木崇高の殺陣にるろ剣を思い出してニヤリとなったり森山未来竹中直人らのさすがの身体能力にニヤリとなったり長谷川博巳のどこかアブナイ殿様ぶりにニヤリとなったり染谷将太の珍しく(?)まっすぐなキャラにニヤリとなったり紅一点の小松菜奈の活躍ぶりにニヤリとなったりしながら楽しめる不思議な面白さの幕末エンタテインメント。ちなみに制作面ではなにやら東京オリンピックがらみの部分もある感じで肝心の東京オリンピックがどーなるのというタイミングで見たのでちょっと斜めな楽しみ方もしてしまいました。もちろんそれは映画そのものとは別の話ですけども。

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