ひとりじめ

先日大阪アジアン映画祭にて鑑賞。これまでエドウィン監督の作品は「空を飛びたい盲目のブタ」と「動物園からのポストカード」しか見ていないのですがシュールだったり抽象的だったりして時にケムにまかれながら不思議に面白く、今回もそういう感じなのかなと思ったら正反対に分かりにくいところが1つもない一見ド直球とも言える青春映画でありつつ一筋縄ではいかない父と娘、母と息子、恋人同士のタイトルどおり独占欲が次第ににじみ出てくるヤバさがただごとでなく不可抗力的なリアリティに背筋がぞわぞわしっぱなしでした。「空を〜」や「動物園〜」と共通点があるとしたら、今回もヒロインがすばらしく可愛いかった。