ザ・シークレットマン

先日試写にて観賞。ニクソン大統領を辞任に追い込む端緒となったウォーターゲート事件、その内幕を新聞にリークし通称ディープ・スロートとして正体が30年もの間明かされなかった元FBIのナンバーツー、マーク・フェルトの人物像に肉薄した緊迫のドラマ。大統領とその取り巻きたちの不正を暴くためたった一人で行動を起こした主人公を演じるリーアム・ニーソンの「気配のなさ」と、命に関わるんじゃないかと思うほどのストレスフルな一刻一刻にぞくぞく。ひるがえって今のニッポンにそんな人物もそんな新聞もなさげだよなあとつい思ってしまうけれどそれはそれとして「大統領の陰謀」をもう一度見たくなりました。
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