上映とトークのお知らせ 〜王兵とは誰か―作品のプロデュースを語る〜

告知です。専修大学・土屋先生から下記の通り、催しのお知らせをいただきました。お時間と興味のある方、ぜひご参加ください(^^)

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王兵監督の新作「苦い銭」が2月3日からシアター・イメージフォーラムで始まります。これに合わせて、この新作にプロデューサーとして参加している王嘉(WANG JIA)さんを北京から招き、王兵作品とそのプロデュース、王兵の制作態度や考え方・各国での上映会などについてお話をうかがいます。同時に、王兵作品「三姉妹―雲南の子」を上映します。

日時:2018年1月28日(日)13:30〜18:30
場所:専修大学神田校舎5号館5階551教室(九段下・神保町下車)
参加自由、無料

13:30 開会、あいさつ
13:40 王兵監督「雲南の子」上映(153分)
16:30〜18:30 王嘉さんとの対談(討論者:土屋昌明)

王嘉:中国の映画プロデューサー、1974年陝西省生まれ、西北大学文学部卒。国際的に影響力のある重要なドキュメンタリーのプロデュースにたびたび参加。中国国内で唯一、王兵の資金協力者で、作品「徳昂」「苦い銭」「上海の青年」に参与。「徳昂」は第66回ベルリン映画祭参加、「苦い銭」は第73回ヴェネチア映画祭脚本賞ヒューマンライツ賞、「上海の青年」はいま制作の後半段階で2018年末に完成の予定。このほか、文革時期の知識青年を題材とした徐童監督「孫立哲」、新疆ウイグルを題材とした周浩監督「喀什」がある。

王兵監督「三姉妹―雲南の子」:2012年、香港・フランス合作。ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門グランプリ受賞。中国の雲南、最貧困の村に暮らす家族、母は家出、父も出稼ぎで、10歳、6歳、4歳の子供たちだけで日常をしのぐさまを撮った驚くべき映像。
ヴィオラ配給、「三姉妹」公式サイト http://moviola.jp/sanshimai/intro.html

主催:専修大学視覚文化研究会、土屋昌明研究室、時代映像研究会
問い合わせ:tuwuchangming@yahoo.co.jp