試写にて鑑賞。失職した新聞記者がたまたま自分の車が９年前の未解決事件と関わる事故車だったことから事件の真相に迫っていく。。台湾映画としては画期的といってもいい（かもしれない）極上のサスペンス・スリラー。脚本も編集も細かいところまで練れておりどっかでリメイクされてもおかしくない面白さで、今年の台湾金馬奨で５部門ノミネート中。主演のカイザー莊凱稃とアン許瑋簶が時たま甄子丹と舒淇を思い出させる顔というか表情というか雰囲気なので勝手にニヤリッとしてしまいましたがそれはそうと助演のアリス柯佳嬿とメイソン李淳の存在感もほぼほぼ主演のインパクトでした。程偉豪監督の前作「紅衣小女孩」を見ていないので今さらですが、俊英あらわるの感。「紅衣小女孩２」も評判いいらしくこれからもっとちゃんとこの監督さんの作品をチェックしていかねば…。
2018年1月13日より新宿シネマカリテほか全国順次公開予定。
