ありがとう、トニ・エルドマン

劇場にて観賞。3時間近くの尺が全然長く感じない驚きと緊張と笑いと脱力と感傷の父娘映画。こんなめんどくさい父親にキャリアを邪魔されたら窓から飛び降りたくもなるかもねとヒロインの青筋立てながらも健気に対応する姿にハラハラしつつ、場面場面の密度の濃さと同じくらい行間の豊かさというかシーンごとの間合いの絶妙さにほとんどうっとり。表立って語られていない部分、例えば出番は少ないけれど後から思うとおばあちゃんのキャラに実は大事なヒントがあったような気が。。
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