ダイ・ビューティフル

昨日試写にて観賞。昨年のTIFFで上映の際は観られずじまいですごく残念だったので日本公開が決まって良かった。。ミスコンで優勝した直後に急死したトランスジェンダーのトリシャ・エチャバリア、その遺志に沿って7日にわたり日替わりでセレブ美女の死化粧を施して行われた通夜の様子と、トリシャがそれまで辿ってきた波乱の日々を交互に描き出した痛みとプライドと友情の物語。フィリピンで起きたトランスジェンダー殺人事件をきっかけに「ブワカウ」や「ある理髪師の物語」のジョン・ロブレス・ラナ監督が世に問うた、主演でメイクアップ・アーティストとしても有名なパオロ・バレステロス自らメイクしたという劇中のセレブメイクのインパクトも忘れがたい印象を残す社会派にして娯楽性豊かな驚きの1本。フィリピン映画に関してはどシロートな自分でも知っているユージン・ドミンゴの友情出演的な登場シーンにはちょっと噴いちゃったんですが感動的な場面ではあるけれど基本的に笑うところですよね、あれ?(と誰にともなく同意を求める)
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