幸運是我

先日香港にて鑑賞。我らが(!)カラ恵英紅小姐が香港電影金像奨の3度目の影后となった作品で、すでに公開ずみだったのが金像奨効果で再度劇場公開になったタイミングで観られてラッキーでした。しかも自分が観た回ではなく次の上映回ではありましたがはからずもカラ姐はじめメインキャストがずらりと顔をそろえての舞台挨拶があったため(どうりでその回は早々に売り切れてましたよ。後から思えば…)皆さんが会場入りする現場に思いっきり居合わせることができて、それがまた小さめの劇場だったもんでもう目の前の廊下でカラ姐がインタビュー受けてたり邵音音大姐が娘さんの夫であり香港映画界で活躍する映画音楽家・羽田野祐介さんと共にすぐそこにいたりとか香港でなきゃ見られない光景でダブルでラッキー。
そして映画はつくづく良かった。最初のうち、カラ姐演じる認知症が出始めた初老の女性とたまたま知り合い次第に深くかかわるようになっていく青年のキャラがちょっと極端な感じでどーなのと思ったりもしたんですがその背景が分かっていくにつれ違和感がなくなり、それはそれとしてなんといってもカラ姐がすばらしくてうるうる&ほれぼれ。「ミセスK」もまさに彼女のための映画でしたがこの映画もまたそんな感じでした。音楽もとても良かった。ニッポンでも公開してくれないかなあ。。