沈黙

劇場にて鑑賞。江戸時代初期、棄教したとつたえられる師を探すためポルトガルから2人の宣教師が長崎にたどり着き、想像を絶するキリシタン弾圧の現実と直面する。信仰をめぐる普遍的にして同時代的な複雑かつ深く重いテーマに対峙した、遠藤周作の同名小説のマーティン・スコセッシ監督による真摯なる映画化。劇中、キリストの顔がキチジローの顔と重なって見えるのが何より印象的で、ああそうか、そういうことなのだと、自分にとってはこの映画はそういう映画でした。
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