FILMeXにて鑑賞。英領香港が中国に返還された節目の1997年（当時の映像が映るだけでもぐっときてしまう）、かつて悪名を馳せ今も警察の目をのがれて地味に犯罪を続けたり或いは足を洗って商売をしている３人の強盗が、もうひと旗あげるためそれぞれの思惑で手を組もうとし…。３人の新人監督がそれぞれのパートを担当。
原題は「樹大招風」。今年のHKIFFのオープニングフィルムだった１本で、見る気まんまんでチケットをとったのにまさかの風邪でぶったおれ結局見に行けず（涙）でしたが、ニッポンの映画館の大画面で見られる日が来てよかった。そしてめっちゃ面白かった。しかもめっちゃ切なくて、見終わってから香港映画好き同士で語り合いたい衝動に駆られた映画は久しぶり。自分が見逃しているトリビアもいろいろありそうで、ひと晩あけてもじわーっと引きずっております。
これにて今年のマイ映画祭スケジュールは終了、気分的にも年末モードに突入します。
