リトル・ボーイ 小さなボクと戦争

先日試写にて鑑賞。第二次世界大戦時、アメリカの小さな町に暮らすチビでいじめられっ子だけれど純粋な少年が、神父さんにもらった「やることリスト」を1つ1つ実践すれば日本軍の捕虜になった父親を“強い思い”で呼び戻せると信じ、強制収容所から町へ戻って来た大嫌いなジャップにいやいやながら親切にするうち、だんだんいい人であることが分かってくるが……。ノーマン・ロックウェルの絵に出てくるような(実際監督はそこからインスピレーションを得たそうな)少年と、町の人たちからの排斥にじっと耐えながら一人で暮らす日系人ハシモトの組み合わせが時に微笑ましく時に切なく、老いたサムライを思わせるケリー=ヒロユキ・タガワの存在感がすばらしくてうるっときました…。
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