劇場にて鑑賞。
リーマンショック前夜、サブプライムローンの詐欺的システムに気付いた男たちがやがて起こる株価暴落を予見して大きな賭けに出た、実話にもとづく痛快作。めっちゃ面白かった。４大主演のクリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、スティーブ・カレル、そして製作にも参加したブラピの演じるそろいもそろって偏屈で頭がキレてブレのないキャラの立ちっぷりが魅力的。強欲で傲慢な金融機関に一矢報いる「ざまーみろ！」映画である一方、巻き添えをくった一般人への目線もしっかりと。金融関係はどしろーとなのでいろいろ勉強にもなり、80年代のニッポンのバブル期を知る身としては（といってもバブルの実感はなかったしそもそも何にも考えてなかったのでトクもせずソンもしなかった。ただし今思えば世の中浮かれていたような印象はあり）、身の丈の暮らしができるならば幸いであるとあらためて思うのでありました。
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