SUPER8

昨日「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!」にて鑑賞。当初ウンザウンザって解説を読んでもよく分からなかったんですがよおっく分かった。表題作がすべてを物語ってました。「Unza Unza Time!」のMV(こちらで見られます)やエミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラのヨーロッパツアーの様子、クストリッツァ監督の息子ストリボールを含む個性豊かなメンバーたちのインタビューと過去映像がまるで回転ドアがぐるぐる回るがごとく交錯するハイなロードムービー。楽屋裏でのクストリッツァ父子の取っ組み合い(半ば冗談で半ば本気)とかステージで肩が脱臼してしまうギタリスト(だったかな)とか現実のドタバタと喧騒がそのままクストリッツァ監督作品と地続きで、そのスタイルとかソウルとかなんでもあり感とか喜怒哀楽とか、全部まとめてこれウンザウンザなんだなと。ちょっと前に見た「ジプシーのとき」も合わせて6作品コンプリートできたのでしばらくは頭ん中がウンザウンザモード、というわけでとりあえず手元にある「ジプシー・キャラバン」のOSTを久しぶりにヘビロテ中だったりします(←超影響されやすい)。