わたしの名前は…

昨日試写にて鑑賞。アニエスベーのブランド名で知られるデザイナーがアニエス・トゥルブレの本名で発表した初の長編監督作品。
母親が働きに出ている間、無職で家にいる父親に性のなぐさみものにされている少女が学校行事で家を離れたおりに路上に停めてあったトラックに姿を隠す。トラックの運転手は突然舞い込んできた少女をそのまま乗せ、2人の旅が始まった…。
まだ思春期前の11歳の少女が部屋でひとり、人形を相手に「ほかのうちのパパもそうなのかな」と問いかける姿が胸にささる(涙)いまわしい現実、からの開放感と先が見えない不安定さ、絶望と希望が交錯する美しく幻想的で切ないアートムービー。
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