マルガリータで乾杯を!

試写にて鑑賞。
車椅子のヒロインの恋と性をめぐる成長物語であると同時に家族のドラマでもある驚きの1本。ハンディキャップや同性愛などデリケートなテーマにまっすぐ取り組みベッドシーンもあるので途中でこれは欧米との合作映画だったかしらと思うほどでしたが、純然たるインド映画。プレスを読むとデリー大学コロンビア大学に学んだ才媛であり社会派映画を手がけてきたショナリ・ボース監督自身の身近な人への思いや喪失感や愛情がこの映画の原動力となっていることがよく分かる気がしました。
ちなみに主演女優のカルキ・コーチリン(莫文蔚似)のことを実はワタクシ「若さは向こう見ず」で見てハーフかなと勝手に思い込んでたらインド生まれインド育ちのフランス人という異色のボリウッド女優なのでした。監督さんともども、あいち国際女性映画祭での上映に合わせて来日するそうです。
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