しあわせはどこにある

試写にて鑑賞。精神科医が精神的に煮詰まって自分探しの旅に出るってなにげにシャレにならない設定だなと思ったんですが、実際に精神科の医師が書いたベストセラーの原作の映画化だそうでユーモラスでファンタジックな中に印象的な“幸せのヒント”を散りばめた作品でした。キャストも豪華で、とりわけ主人公の恋人役のロザムンド・パイクが「ゴーン・ガール」とはうってかわって―というよりむしろ「ゴーン・ガール」がうってかわってヤバすぎたわけですが―ノーマルでキュートなキャラかと思いきや意外にくせものだったり、旅先で出会うこれまたくせもの系キャラのステラン・スカルスガルドジャン・レノが怪しくて魅力的だったり、「KANO」ファン的には佐藤コーチこと伊川東吾先生が包容力あふれるチベット僧(英語ペラペラ)を演じているのもツボでした。
キャッチコピーが今いち説明しすぎのような気がしないでもない(まあミステリーじゃないからいいのかな)公式サイトはこちら