アメリカン・スナイパー

劇場にて鑑賞。正義と愛国の名のもとに敵をひたすら殺し続けた実在の伝説的狙撃手の物語。言葉を失ったまま無音のエンドクレジットをぼうっとながめているしかないような重たい余韻と、それでいて第一級の商業映画としての見せ方のうまさと…今さらですがあらためてイーストウッドすごすぎます。あと20年くらい映画を撮り続けてほしい…。ちなみに戦地の尋常でない状況の中でスリル感やしびれるような自己実現感を味わった兵たちが戦争脳というか戦争中毒になっていくさまを映し出し暗澹たる気持ちになった映画としてはデンマークのドキュメンタリー「アルマジロ」を思い出しました。
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