聖者たちの食卓

試写にて鑑賞。
北インドパキスタン国境近くの都市アムリトサルの“黄金寺院”ことハリマンディル・サーヒブでは、過去500年近く、シク教の教義にもとづき食事を無料で提供してきたのだそうな。しかもその数、日に10万食。想像を絶する大量の食材の準備、搬入、下ごしらえ、調理、食器洗い、食堂の掃除までが無私の精神で流れるように効率的に行われている様子をとらえた驚きのドキュメンタリー。2011年にTIFFで上映されたそうですがまるでノーチェックでした。
昨日見た「ローマ環状線」といい本作といい、当たり前すぎるくらい当たり前な日々のいとなみの荘厳なまでの強靭さをあらためて見つめさせられております。
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