アバウト・タイム

試写にて鑑賞。
代々、長男だけがタイムスリップできる能力をひそかに受け継いできた家系の一番若い長男が主人公のラブストーリーにしてヒューマンドラマ。「過去に戻ってやり直すことができたら」と後悔するのは誰にもあり得ることだけれど当然それは不可能なifでしかなく、それを実現できた主人公に何かよからぬ落とし穴が待っているのではないかとゲスのかんぐりみたいなものをしているうちかえって実感されてきたのは「過去には戻れない。起こったことはやり直せない」ということ。副題は「愛おしい時間について」。タイムパラドクスがどうとか考えるのはヤボな王道のファンタジーだからこその沁みるものがありました。総じてなんかいろいろかわいくて。イギリスまた行きたいな…。
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