アメリカン・ハッスル

日劇場で観賞。
恐妻家とその愛人の詐欺師コンビと手柄を立てたい空回り気味なFBI捜査官がチームを組んで汚職議員を摘発するため仕組んだワナが予期せぬ危険人物を巻きこんでてんやわんやの大捕りモノに…。まあみんなよくしゃべるわ騒ぐわさかりはつくわのトラップゲーム、大いに笑かしてもらいました。冒頭、“事実を含む”(もとづくじゃなく)とびみょーな断り書きにニヤリッとしたその次にいきなりクリスチャン・ベールのデブ&半ハゲ&ヅラ姿から映画が始まるというインパクト(「ザ・ファイター」の役作りにもびっくりしたけど)で一気にもっていかれ、さらにブラッドリー・クーパージェレミー・レナーも70年代はああだったのかもしれないけどそろいもそろってヅラかと思うヘアスタイルが可笑しすぎ、対するヒロインたちのタフでゴージャスで能弁な無敵っぷりがまた痛快で、なんか話の面白さ以上にメインキャラの造型がキモだったかも。原語で全部聞き取れたら多分倍くらい笑えるのであろう(往年の周星馳映画を思い出した)弾丸トークの応酬は、時折ちょっと待ってくれちょっと頭を整理させてくれと思うほどハイテンションで、細かいところまで楽しむためにもういっぺん見ようかと思っておりますはい。
にしてもジェニファー・ローレンス最強。。
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