鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

劇場にて。昭和31年、ある政財界のフィクサーの一族が支配する山奥の村へ出世の糸口をつかむため訪れた男・水木が、一家をおそった連続殺人事件の容疑者・ゲゲ郎と出会い、呪われた村の謎にせまっていく。。全巻制覇というわけではないものの子供の頃から慣れ親しんできた鬼太郎世代なので一ミリも違和感なく入りこめて初めて知る物語なのにどこかなつかしく、こわいというよりも哀しい、人間の業の物語。近年わりとアジアのホラーを見てますが例えばインドネシアとか台湾のホラーの場合はなるほどこの地域ではこういう民間伝承とか調伏の術があるのだなと興味深かったり新鮮だったりするのに対しニッポンの怪異系は「鬼滅の刃」もそうだったけどご飯と味噌汁と漬物のようにすんなり喉を通って臓腑にしみこんでくる。当然といえば当然だけど。。そして、のちに目玉親父となるキャラに惚れました。

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