キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩

こと原題「Carol of the Bells」。オンライン試写にて。1939年に現在はウクライナ領内にある当時ポーランド領内の町で、ユダヤ人夫婦が所有する母屋にポーランド人一家とウクライナ人一家が入居し、民族的・宗教的に微妙な距離感があったものの、やがて第二次大戦でソ連の、続いてドイツの侵攻を受け、連行や処刑の危機にさらされる中で肩を寄せ合い新たな家族となっていく。。戦況次第で敵にも味方にもなる極限状態でせめて子どもたちは守りぬこうとする親たちの姿とタイトルになったウクライナ民謡由来のクリスマスキャロルの純粋な美しさが今のウクライナ情勢ともあいまって重くひびいてくるヒューマンドラマ。あらためて、心から、戦争反対。

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