オンライン試写にて。公式サイトによれば「1992年に劇場公開され、あたらしい時代のオキナワ映画として話題を呼んだ『パイナップル・ツアーズ』がデジタルリマスター版として30年振りに復活！」という、琉球大映画研究会で出会った当時20代の真喜屋力、當間早志、中江裕司の３監督によるオムニバス映画。実のところこの映画のことを初めて知り、初めて見た次第です、スミマセン。なのですがかりに最近の映画と言われてもそうかと思ってしまいそうなはっちゃけた面白さにびっくり、そしてどこかタイ映画や台湾映画とも共通する笑いのテイストに目うろこでした。話はゆるくつながってはいるけれど一話完結といってもいいそれぞれに個性的な作りで、とりわけ全話にちょっとずつ登場する名女優・平良とみ（15年没）の楽しくてパワフルなおばぁぶりが光ってます。
