デリシャス!

08年のフィリピン映画。「CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭」にて。ネグロス島のバコロドという地方都市を舞台に、イタリア料理のシェフである主人公が借金のカタに店をとられ、そのまま料理人として雇われたがオーナーが指名するコンサルタントとともに新たなネグロス料理を創作することになる。そのコンサルタントとは学生時代にフってしまった元カノだった。。というなかなかわかりやすい流れのロマコメ 。

料理映画ってシリアスすぎたりバッドエンドにはまずならないからいいですよね。なぜなら美味しいものを食べたら気分はハッピーにきまってる。それとこの映画はもう一つ、出てくる人がみんな能天気なのが面白いというか、いかにも地元マフィアっぽい連中が出てくるのに最後まで誰ひとり不幸にならないのが逆に驚きでした。劇中言語はヒリガイノン語(イロンゴ語とも)だそうで、自分はフィリピンの公用語も方言もわからないんですが、ネグロス料理が題材ということからして町おこし映画というかご当地映画という感じなのかも?