明日の食卓

オンライン試写にて。名前の漢字はちがうけれど読み方は同姓同名の10歳の息子を持つ母とその息子の三者三様の葛藤の物語。原作の同名小説(椰月美智子・著)を未読だったのに加え「息子を殺したのは、私ですかーー?」というキャッチコピーの影響もあって冒頭からたえず不穏な空気に侵食されていくような緊張感に中盤くらいで早くもへとへとになりかけましたが、終盤にかけての一気にたたみかけるような展開のパワフルさとまさかのこう来たか感に思わず落涙。。総じて大人の男たちのだめんず率が高いと感じたのはおそらく自分自身が心情的にというか無意識に3人の主人公寄りだからで(実はヤバめの女性も複数出てくるのに)、この映画を世の男性がどう感じるかも興味のあるところです。

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