惡の華

試写にて。原作漫画は未読でして、舞台となる山に囲まれた閉塞的な町というのがどこだかは語られず分からせないままでいるのかと思ったら中盤ヒロインの父親の訛り(?)からおおこれは我が出身県のグンマじゃないかと分かって何か急にほっこりしてしまったりもしたんですが、それはそれとして映画はヤバイ。思春期の主人公とヒロインのそれぞれに自分がいる環境を心底毛嫌いし何もかもがクソだと思っている意識が共鳴して触れば血の出るような状況にエスカレートしていく暗黒青春映画。ヒリヒリと魅力的な問題作。

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