ブラック・クランズマン

劇場にて。舞台は70年代のアメリカ、コロラドスプリングスの警察署に黒人として初めて採用された主人公がユダヤアメリカ人の相棒とタッグを組み悪名高き白人至上主義団体KKKへの潜入捜査を進める実話ベースの物語。理不尽な差別に業を煮やし白人と警官を敵視する黒人活動家たちの動きと対比させながらのスリリングな展開は135分があっという間に思えたほどで、正直こちらがオスカー作品賞でも良かったかもと思ってしまった濃密で刺激的で面白くてグロテスクで背筋のさむくなる、現在のアメリカやニッポンの状況も思い合わせずにはいられないパンチの効きまくった社会派娯楽作でした。スパイク・リー監督GJです。

公式サイトはこちら