おかえり、ブルゴーニュへ

日劇場にて鑑賞。ワインラバー(呑むだけ。知識レベルは万年初心者)としては外せない気がした1本。醸造農家に生まれ子供のころからワインの英才教育を受けて育った3人の兄妹が、大黒柱の父を失ったのち後継問題や重い相続税など様々な問題に直面する。それぞれの事情があってなかなか問題解決の道筋がつかない中でも気候とタイミングをみながらのブドウ作りとワイン作りの手を休めることはできず、やがて1年が経ち。。映画を観ているこちらが居候になった気分でワイン生産者の日常をともに過ごし、ワイン作りの大変さとそれを支えるプライドを知り、何はともあれワインを飲みたくて仕方なくなる、閉じたワインが時間をかけて開いていくような味わいのステキな作品でした。
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