強制捜査 〜インド国税局より〜

日劇場にて鑑賞。IFFJ2018の上映作品の1本で実話ベースの物語。1981年、インドの地方都市に赴任してきた国税局員の主人公が王族さながらに地元に君臨する汚職議員の屋敷へ強制捜査に入り隠し財産をあばこうとするが。。。アジャイ・デーヴガン演じる主人公のスーパー清廉潔白ぶりと彼を迎え撃つ悪徳権力者の老獪さの好対照にワクワクし、終盤のコワさはちょっとトリハダもの。細かいところではフィクションも含むのだろうけれど現代にも通じる強固なメッセージを放つ社会派娯楽作品。これでもかというくらいの金銀財宝が示す現物主義もインドならでは? かな? 今年のIFFJはたぶんこの1本しか観られないのが残念ですが大いに堪能しました。