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昨日こちらの特集上映にて観賞。少年の頃から不正を憎み学生運動を経て先鋭的ジャーナリストとなった中華系インドネシア人スー・ホッ・ギーの短い生涯を描いたリリ・リザ監督作品。スハルト政権下での凄惨な赤狩りと華僑の虐殺、そこに至るまでの時代背景が「アクト・オブ・キリング」などを見ていたおかげ(?)で話についていくことができ、あらためて痛ましくやるせなくずっしりと重かった。。でありつつ主演のニコラス・サプトラの美しさについつい見ほれてしまって青春映画的な魅力もまた大でありました。