ジュピターズ・ムーン

試写にて観賞。昨年のカンヌのコンペ参加作であり、「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」が素晴らしかったコーネル・ムンドルッツォ監督の最新作。今回も驚きの傑作。難民問題やテロリズム生命倫理、信仰までずっしりと重いテーマ性とSF的とも言えるしダークファンタジーとも言える「神の視点」的映像体験に圧倒されました。で、例によって前知識なく映画を見て後からプレスを読んで仰天したのですが、重力をコントロールできるシリア難民の青年を利用しようとする中年医師の同僚兼恋人の女医を演じて印象的だった女優さんが「リザとキツネと恋する死者たち」のヒロイン、モーニカ・ヴァルシャイでした。ぜんっぜん気づかなかった!
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