中国インディペンデント映画の研究会のお知らせ

専修大・土屋先生からお知らせをいただきました(多謝!)。下記のとおり、中国インディペンデント映画に関する研究会が開催されますので、お時間・ご興味のある方はぜひお運びください。参加無料・予約不要です。

 

張献民(北京電影大学教授)中国インディペンデント映画の現在」

北京電影学院の張献民教授を招いて、中国のインディペンデント映画の現状について話し合いたいと思います。中国で 2017 3 月、映画に関する新しい法律が施行され、インデ ィペンデント映画に対する法的な抑圧が強くなってからもうすぐ 3 年になります。このため、インディペンデント映画のありかたは変化せざるをえなくなりました。このような状況下で、現在、いかにして法的な問題を避けながらインディペンデント映画は作られ、上映されているか、お話ししていただきます。

日時:2019 年 12 月 14 日(土)午後 15 時~17 時

場所:専修大学神田校舎1号館3階301教室

主催:専修大学視覚文化研究会(社研グループ研究))

献民(1964 年〜)中国映画研究者で北京電影学院文学系教授と同時に、監督、脚本家、俳優、映画プロデューサーとして活躍。1985 年、北京外国語学院フランス語と比較文学を専攻、フランスに留学し、1987 年にパリ第三大学映画学修士ほか。教学のほか、インディペンデント映画の創作と紹介に努めている。『巫山雲雨』(1996 年)『頤和園』(2006 年)などに出演している ほか、著作として『一個人的影像』(中国青年出版社)『看不見的影像』(上海三聯書店)などがある。王兵監督が『鉄西区』を発表するにあたって張献民教授の協力が大きく働いたことが知られている。