三度目の殺人

劇場にて観賞。説明的なセリフを一切排した行間の奥行き、弁護士と殺人犯が面会室で対峙する合わせ鏡のような、時に両者が同一化して見えるショットの深遠さ、漫画や小説を原作としないオリジナル脚本の力強さをたんのうしました。焼肉屋で、事務所で、はたまた刑務所での食事シーンがそのつど印象的だったんですが、後半、弁護士が事件の真相にせまろうとして混迷を深めるにつれ食事シーンがなくなっていくのは演出か偶然なのかいやきっと何らかの意味が。。
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