しばらく更新が止まってましたがぼちぼち復活します。ちょっと断続的になるかもです。
表題作は先日試写にて観賞。先の大阪アジアンで見ていたのでこれが二度目。80年代後半のベトナムの貧しい村を舞台に、思春期にさしかかった兄とまだ無邪気な弟、幼馴染の少女の３人をめぐるノスタルジックな物語。ベトナム版「ムクシン」のような切なくもほのぼのとした味わいにも増して、個人的には兄と弟のドラマがさりげなくヘビーで後々引きずるようなことにならないと良いが…と胸の痛むものがありました。大人になると忘れてしまう（でも多分何かのきっかけで思い出して苦い涙をかみしめるような）子供の世界のリアルを静かに見つめた珠玉の子供映画。
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