オクジャ

Netflixにて観賞。先のカンヌでコンペに参加したポン・ジュノ監督の最新作。普通に劇場公開用に作られていたらいつニッポンで見られるか分からなかったと思うので劇場公開用と同じクオリティの作りでネット配信されるというのはありがたい。大きなスクリーンで見られるに越したことはないけれどこれからはこういう形で観ることも増えるのかな。。物語は、アメリカの企業に飼育を委託された実験用ハイブリッド豚にオクジャと名付けて家族同然に暮らしていた少女が巨大に育ったオクジャをその企業が持ち帰ったことに怒って取り戻そうとする、一言でいえば食肉狂騒曲。企業のモデルはモンサントか?と思わせるようななにげにヘビーなテーマをはらんだ社会派コメディで、なんといっても主演の少女アン・ソヒョンが光ってましたがティルダ・スウィントンポール・ダノ、ジェイク・ジレンホールら豪華なキャストたちの怪演も楽しくてニヤニヤしっぱなしでした。一番笑ってしまったのはティルダ・スウィントンの○○役。ネタバレになるので詳述しませんがもしかして「○○○、○○○○!」から着想を得たのかしら?