エルヴィス、我が心の歌

試写にて鑑賞。2012年のアルゼンチン映画で、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で脚本家の1人として監督のイニャリトゥらと共にアカデミー賞脚本賞を受賞したアルマンド・ボーの長編映画デビュー作。エルヴィス・プレスリーに傾倒し、工場で働いて生活費を稼ぐかたわら夜はプレスリーのトリビュート歌手としてステージに立つ見た目さえないが抜群に歌のうまい中年男の、不幸ともいえるし見方によっては本人だけは幸せというか納得ずくともいえるイタくて切ない物語。耳なじみの歌の数々が複雑な余韻を残します。
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