ライフ・イズ・ミラクル

特集上映「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!」にて鑑賞。遅ればせながら旧作をまとめて見られるチャンスなのでせっせと通っております。2004年作品の本作もまた爆竹が鳴るがごとき喜怒哀楽の饗宴、クストリッツァ式喧騒に身を任せ、そして今回は戦争に翻弄される人々を描きながらも悲壮感を補って余りあるハイテンションな祝祭感でハッピーな気分に。猫や犬やあひるやクマや動物の使い方はほとんどマジックのようで、中でも狂言回し的な存在のロバが大活躍でした。