トラップストリート

こと原題「水印街」。本日が初日の中国インディペンデント映画祭2015(CIFFT)にて鑑賞した、「薄氷の殺人(原題:白日焰火)」「春夢(原題同じ)」等のプロデューサーである文晏の初監督作品。測量士の青年が仕事中に見かけた女性に心惹かれたことから地図に記載されていない道に気付き、踏み込んではいけない領域に知らず知らず踏み込んでいく…。単純なのかチャラいのか、どこか浮わついた感じの主人公の挙動が冒頭からそこはかと不安をかきたて、それが次第に増幅されていく展開がスリリングでリアルにコワかった。。題材的にこれはとても検閲を通らないだろうまさにインディペンデント映画。初日初回からクオリティの高い作品を見ることができ、幸先よさそう。しばらくこの映画祭に通います。