ドラゴン危機一発’97

劇場にて、何年ぶりどころではなく十何年ぶりかのありがたいことにスクリーンでの再見。ストーリーはかなり忘れていて(すいません)ああこういう話だったっけと…しかしストーリーはともかく(すいません)ドニーさんの初監督作ということでその情熱や疾走感や進取の精神や李小龍リスペクトやマッハ度(さすがにコマ落とししてると思うんですがそうでなかったらマッハ過ぎ)や美的センスやなにげに袁和平の影響があるかもな印象などに今さらながら圧倒されたり感慨にふけったりしつつ、それなりのつっこみどころはあるにせよそれでもなおこんなにちゃんと見ごたえある映画だったのねとあらためて堪能。黄子華(英名のDAYOでクレジットされててしばらく誰のことか思い出せなかった…)がここまでマジでアクションしてる映画ってもしかしてこれくらいじゃないかしらとか谷垣健治さんの出番の多さとか細かいところもいろいろ楽しくて、あとから「燃えよ!スタントマン」や「ドニー・イェン アクション・ブック」のこの映画に関する当該個所を再読して復習もいたしました。
今月残念ながら閉まってしまうシネマート六本木さんの特別ラスト興行の1本でありHDリマスター上映です。公式サイトはこちら