「マップ・トゥ・ザ・スターズ」「嗤う分身」

昨日、劇場にて鑑賞。ファーストデイ&2本立てにつき2本で1100円、しかもどちらも面白かったのでえらくトクした気分です。もともとは「マップ〜」目当てでしたが「嗤う〜」もヒロインがミア・ワシコウスカ、しかも前者と後者では別人のように造型とキャラが違って、なにげにミアたん祭りでした。可愛いミア・ワシコウスカはとっても可愛いけど、個人的には不機嫌な顔して腕組みをしてるようなミア・ワシコウスカがツボ。
マップ・トゥ・ザ・スターズ」はハリウッドの華やかでリッチでひと皮むけば虚飾まみれクスリ漬けセラピー漬けな映画人たちの生態を露悪的にさらしてみせた笑えない喜劇。実話ベースというのがホラーテイスト倍増し。
嗤う分身」は正直まったくノーチェックで前知識ゼロで見て、ひと昔前の東欧あたりが舞台かなと思ったらドストエフスキー原作でした^^;;;。不安神経症的でシュールな物語と劇中音楽の昭和歌謡や韓国の演歌(?)のどこかやぶれかぶれな感じの明るさとほろ哀しさがあいまって奇妙な調和感をかもし出し、今さらですが掘り出し物でした。