シャトーブリアンからの手紙

試写にて鑑賞。
ナチス占領下にあった1941年のフランスで1人のドイツ将校が暗殺されたことの報復として150人ものフランス人の死刑をヒトラーが要求した歴史的事件を描く、「ブリキの太鼓」のフォルカー・シュレンドルフ監督による名作。「ハンナ・アーレント」(その監督はシュレンドルフ夫人!)同様、上から命じられた以上は機械のように従うしかない、もしくは当たり前のように従ってしまう人々の“思考停止”のさまが凡人の哀しさでおぞましくも人間味がにじみ出てトリハダものでした。
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